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長尾太 / ラブ・ストーリーは突然に-小田和正のまね



マガジンを立ち読むために立ち寄ったいつものコンビニで「コーヒーZERO(2乗:砂糖ゼロ・脂肪ゼロ)」というカフェオレらしきものを発見したため思わず手にとりファミチキとともに会計し速攻で飲んだらちんすこうより甘かった。


どういうことだ。「砂糖ゼロ、脂肪ゼロ」でなぜ甘い。僕は考えた。一口一口味わいながら確かめ、そして考えた。僕の五感が研ぎ澄まされていく。そしてある重要なことに気がついたのだった。


「なんだこの唇のぬめりは…。」


その正体は、ファミチキの油だった。ここまで約0.2185秒。そしてファミチキを食らい尽くしてその滑りをそで口で拭い外に出て「いいからテーピングだ!!」と叫んで心身ともにリフレッシュさせた。ここまで約0.5577秒。そして戻りもう1度そのカフェオレを前に構え、深く一礼。ここで1.0000秒。



五感を研ぎ澄まし体のあらゆる機能を活性化させた僕の八門遁甲は六まで開いていた。



「いくぞっ!」

この掛声で第七の門が開いた。僕は全身全霊を込めカフェオレに向かう。それは力いっぱいのようで何も考えていないような。常人には見えない、感じないであろうその威力、迫力。ただただ慄くのは雪印だけである。僕はその注ぎ口を0.0003秒で開け、その0.0001秒後にカフェオレの残りを飲み干し、0.0008秒後に気づいた。




カフェオレは、もう空だった。

僕がなにより、甘かった。





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by orange-answer | 2011-01-13 03:39 | complete


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